BB.exciteはケチな会社!
当社は自前のWEBサーバーとメールサーバーを運用しています。
インターネット接続はNTT西のフレッツ光NEXTで、ISP(プロバイダー)は先月までi-revoでした。
i-revoは、税込¥550で常時接続してくれる親切な会社で、先月までは何の問題も無くWEBサイトを公開でき、メール送受信もできていましたが、親切な会社は儲からないらしく、先月末でサービスを止めてしまいました。
それでしかたなく、他のISPを探しましたが、同じ¥550で提供しているのはBB.exciteしかありませんでした。
実はこのBB.exciteは、i-revoの前に利用していたISPだったのですが、当方のメールサーバーが踏み台にされたことがあり、スパム対策を施して不正サーバーリストからも登録を消してもらったのですが、BB.exciteは当方からのメール送信をブロックしたまま数週間解除してくれませんでした。しかもブロックしていることを私に通知してくれませんでした。
この対応に不満を感じた私は、i-revoに変更したのでした。
そして今月からまたBB.exciteに変更したのですが、私から外部にメールを送ることがあまりなく、メール受信はできていたので、気づくのが遅くなってしまいましたが、外部への送信ができなくなっていました。
またBB.exciteがブロックしているらしいことが分かりました。
それでサポートにメールしましたが(Gmailから)、「当方のような運用方法はサポートしていない」旨の無碍な回答でした。
たぶんですが、オプションの固定IPアドレスを契約したら解決すると思われますが、¥2,750/月の追加費用がかかります。しかも、フレッツ光NEXTには対応していないとのことです。
固定IPアドレスサービスを提供しているISPでは「GMOとくとくBB」が最安で、税込¥1,210/月で、ここに乗り換えようかとも思ったのですが、BB.exciteの契約には1年縛りがあったのでした。
"ケチケチ運用"には自信がある私は、BB.exciteに解約金を払うのは嫌で、毎月のコストも増やしたくはなく、例によっていろいろググったり、知恵をめぐらせました。
結果思いついたのが、他のSMTPサーバーを利用する手です。
よほどの大きい企業や組織のように、自前で直接インターネットに繋いでいる場合を除き、我々はISPと契約し、ISPと接続することでISPを経由してインターネットに繋がっています。
一般個人はメールを送る際にはISPのSMTPサーバーを使って送信します。そして宛先のSMTPサーバーに送られます。
我々のように自前のSMTPサーバーを所有している場合は、自社のSMTPサーバーからISPのSMTPサーバーを経由して宛先のSMTPサーバーに送られます。
i-revoなどのISPは通常ブロックせず、そのまま転送してくれるのですが、BB.exciteはここをブロックして、我々のように"せこく"自前サーバーを運用しようとしている者から追加費用をせしめようとする"せこい"営業方針にしたのだと思います。
(いずれにしても"せこいもん同志"の戦いか?)
このブロックしているISPのSMTPサーバーを経由せず、他のSMTPサーバーを使ってメールを送る方法がありました。
ひとつは、自宅のネット回線を利用し、自宅でSMTPサーバーを立て、そこからメールを送る方法です。
これにはけっこう手間暇がかかります。
もうひとつは、無料のSMTPリレーサービスを行っている会社が海外にいくつかあり、これを利用する方法です。
中でも「sendinblue」というサービスは、1日300通までのメールなら無料で利用できます。我々のような業者なら十分な数字です。
フランスの会社らしいですが、ありがたい会社です。
無料会員登録をすれば、すぐに利用開始できます。
さっそく当社のメールサーバーに設定登録しました。
結果、メールが正常に送信されるようになりました。
余談ですが、「固定IPアドレスではないのに、何故自社サーバーを運用できるのか?」と疑問を抱かれる方も居られるかと思います。
基本的には、ドメイン名とIPアドレスは1対1で紐付されているので、ドメイン名でメールを送っても、DNSサーバーによってIPアドレスに変換され、宛先に届く訳なので、IPアドレスが変わってしまうとメールも届かないし、WEBサイトも見つからなくなります。
そこで登場したのが、「DynamicDNS」というサービスです。
通常BBルーターにISPからグローバルIPアドレスが付与されます。
このサービス会社に登録し、自社のドメインに関する情報を登録し、「DiCE」などのソフトを使ってルーターのIPアドレスをDynamicDNSサービス会社に通知すると、DNS情報を動的に書き換えてくれるのです。
「動的DNSサーバー」という役割です。DNS情報の変更が世界に行き渡るのに少しタイムラグがありますが、実用上問題ありません。
当社は、「MyDNS.jp」という無料のDynamicDNSサービスを利用しています。
当社の"ケチケチ・システム"は、様々な無料サービスのおかげで成り立っているのです。
インターネット接続はNTT西のフレッツ光NEXTで、ISP(プロバイダー)は先月までi-revoでした。
i-revoは、税込¥550で常時接続してくれる親切な会社で、先月までは何の問題も無くWEBサイトを公開でき、メール送受信もできていましたが、親切な会社は儲からないらしく、先月末でサービスを止めてしまいました。
それでしかたなく、他のISPを探しましたが、同じ¥550で提供しているのはBB.exciteしかありませんでした。
実はこのBB.exciteは、i-revoの前に利用していたISPだったのですが、当方のメールサーバーが踏み台にされたことがあり、スパム対策を施して不正サーバーリストからも登録を消してもらったのですが、BB.exciteは当方からのメール送信をブロックしたまま数週間解除してくれませんでした。しかもブロックしていることを私に通知してくれませんでした。
この対応に不満を感じた私は、i-revoに変更したのでした。
そして今月からまたBB.exciteに変更したのですが、私から外部にメールを送ることがあまりなく、メール受信はできていたので、気づくのが遅くなってしまいましたが、外部への送信ができなくなっていました。
またBB.exciteがブロックしているらしいことが分かりました。
それでサポートにメールしましたが(Gmailから)、「当方のような運用方法はサポートしていない」旨の無碍な回答でした。
たぶんですが、オプションの固定IPアドレスを契約したら解決すると思われますが、¥2,750/月の追加費用がかかります。しかも、フレッツ光NEXTには対応していないとのことです。
固定IPアドレスサービスを提供しているISPでは「GMOとくとくBB」が最安で、税込¥1,210/月で、ここに乗り換えようかとも思ったのですが、BB.exciteの契約には1年縛りがあったのでした。
"ケチケチ運用"には自信がある私は、BB.exciteに解約金を払うのは嫌で、毎月のコストも増やしたくはなく、例によっていろいろググったり、知恵をめぐらせました。
結果思いついたのが、他のSMTPサーバーを利用する手です。
よほどの大きい企業や組織のように、自前で直接インターネットに繋いでいる場合を除き、我々はISPと契約し、ISPと接続することでISPを経由してインターネットに繋がっています。
一般個人はメールを送る際にはISPのSMTPサーバーを使って送信します。そして宛先のSMTPサーバーに送られます。
我々のように自前のSMTPサーバーを所有している場合は、自社のSMTPサーバーからISPのSMTPサーバーを経由して宛先のSMTPサーバーに送られます。
i-revoなどのISPは通常ブロックせず、そのまま転送してくれるのですが、BB.exciteはここをブロックして、我々のように"せこく"自前サーバーを運用しようとしている者から追加費用をせしめようとする"せこい"営業方針にしたのだと思います。
(いずれにしても"せこいもん同志"の戦いか?)
このブロックしているISPのSMTPサーバーを経由せず、他のSMTPサーバーを使ってメールを送る方法がありました。
ひとつは、自宅のネット回線を利用し、自宅でSMTPサーバーを立て、そこからメールを送る方法です。
これにはけっこう手間暇がかかります。
もうひとつは、無料のSMTPリレーサービスを行っている会社が海外にいくつかあり、これを利用する方法です。
中でも「sendinblue」というサービスは、1日300通までのメールなら無料で利用できます。我々のような業者なら十分な数字です。
フランスの会社らしいですが、ありがたい会社です。
無料会員登録をすれば、すぐに利用開始できます。
さっそく当社のメールサーバーに設定登録しました。
結果、メールが正常に送信されるようになりました。
余談ですが、「固定IPアドレスではないのに、何故自社サーバーを運用できるのか?」と疑問を抱かれる方も居られるかと思います。
基本的には、ドメイン名とIPアドレスは1対1で紐付されているので、ドメイン名でメールを送っても、DNSサーバーによってIPアドレスに変換され、宛先に届く訳なので、IPアドレスが変わってしまうとメールも届かないし、WEBサイトも見つからなくなります。
そこで登場したのが、「DynamicDNS」というサービスです。
通常BBルーターにISPからグローバルIPアドレスが付与されます。
このサービス会社に登録し、自社のドメインに関する情報を登録し、「DiCE」などのソフトを使ってルーターのIPアドレスをDynamicDNSサービス会社に通知すると、DNS情報を動的に書き換えてくれるのです。
「動的DNSサーバー」という役割です。DNS情報の変更が世界に行き渡るのに少しタイムラグがありますが、実用上問題ありません。
当社は、「MyDNS.jp」という無料のDynamicDNSサービスを利用しています。
当社の"ケチケチ・システム"は、様々な無料サービスのおかげで成り立っているのです。
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